埼玉県ふじみ野市を中心に家づくりのお手伝いをしています。 夫小林大介*妻むらおかみほ*娘ひな13歳*息子だいり12歳*たいら1歳☆


by fp-okuyama
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心地よい暮らしの場を考える(窓を開けると快適になるのか調べてみる)

こんにちは、小林です
窓を開けられる暮らしがしたいという希望を良く聞きますが、実際どうなんでしょう。
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★上段:外部の気温 下段:内部の気温。
(2016年6月12日の記録より)


素材や空間構成で得られる快適な暮らしを考える事もとっても大切だと思います。
一方でデータや理論から得られる快適感もあるのです。大概の方は前者には関心が高いものです、しかし後者はなんとなく堅苦しそうな印象があり関心が薄れる分野だと感じています。でも “快適な住い” を考える上でどちらも同じぐらい大切だと僕は考えています。少しでも判りやすく伝える方法を探す為、温度や湿度を計測し記録しグラフ化してくれる機械を買いました。

写真は6月12日のデータです。※グラフ左側に温度を示すメモリがありますが内外で最大値と最小値が異なります。

さらりと見る程度では大切な事が見えてきません。じっくりと眺め何か発見が無いか考えてみましょう。

まずは上段の外気温、午前5時頃もっとも低く16.2℃、一番暑かったのは午後4時頃で28.2℃でした。
一日の間で12℃の温度差がありました。

続いて、下段室内気温を見てみます。
午前7時半頃もっとも低く22.6℃、午後8時頃もっとも暑く24.9℃でした。
室内での温度差は2.3℃でした。

つまり、外気温は日中12度上昇したけれど室内は2度しか上昇しなかったという事がわかります。ちなみに当日エアコンは一切使っていません。建物の断熱性能を高め、太陽熱が侵入しないよう日射遮へい対策の工夫しています。

朝方と夕方に室温が下がったのは窓を開けた効果です。それぞれ2度~3度室温が下がりました。体感的にはもっと下がっているイメージでしたが3度程度です。午後10時半頃肌寒さを感じ窓を閉めました(その時の室温は22.7℃ナルホド、ナルホド)※データを見ると、窓を閉めると徐々に室温が上昇している事が判ります、なぜでしょうか。お日様が沈んでいても室温が上昇する原因が暮らしの中に有るという事がわかりますね。

なかなか優秀な結果ではないでしょうか。凄いぞ我が家!!と褒めてあげたいです。

快適な住まいを設計する際のヒントが見えてきませんか。
気密住宅だって窓を開け風を取り込む事で快適感を得たって良いのです。ただし、窓を開ける事が不快感を産む可能性をきちんと理解しておく必要があります。(音や埃や虫など)立地によっては、窓を閉めエアコン等を適宜利用する方が良いケースだってあります。窓を開けやすい敷地だとすれば、自然風による換気がスムーズに行われる間取りや窓の配置にこだわってみるのも良いと思いませんか。ちょっとした工夫で、3度も涼しく暮らせるのです。チャレンジしてみる価値は充分にあるのではないでしょうか。

梅雨以降は湿度が高まります。
それでも、窓開けは快適感に貢献できるのかを分析してみようと思います。(つづきます)




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by fp-okuyama | 2017-06-14 12:55 | 注文住宅設計 | Comments(0)