建築は詩~建築家 吉村順三のことば100~
2012年 01月 30日

こんにちは、仕事逃避中の小林です。
建築は詩を読んでいます。もともと本を多く読むタイプではないのですが、このところ活字に心躍らせることが増えてきました。
心をもわっと温めてくれる詩がつづられています。
『主婦のコーナー』
必ず主婦のいられるコーナーを作っているつもりです。場所がない時は、台所の隅のしたの扉を取り除いていすを置いて、掛けられるようにします。できればなるべく小さい部屋でも一つ作るようにしますね。主婦が幸福でなければ、いい家庭にならないし、家も良くはならないですね。
~火と水と木の詩 1979年~

僕の実家は築30年以上の木造住宅です。
デザイン性に優れるわけはなく、地震があればひやっとし、冬や夏は自然の厳しさを思い知らされる家です。他人からみたら築30年の中古住宅ですが、僕にとっては“ほっ”と出来るとても大切な家です。22年間そこで暮らした幸せが詰まっているせいでしょう。いい家庭があり、いい家です。
どうしたら、そこで暮らす家族が幸福であり、いい家庭が育まれ、いい家となるのか考え、その方向を指し示すことも工務店の大切な役割ではないでしょうか。
■■■ 木の家のぬくもり 明日が楽しみになる住まい ■■■

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