トトロの住む家
2012年 02月 27日

こんにちは、小林です。
トトロの住む家/宮崎駿(岩波書店)を読んでいます。先日、蔦谷書店で衝動買いした一冊。建築家や住宅屋ではない宮崎駿さんの価値観で覗いた住宅論に興味を刺激されます。そこには緑があり古びており闇を感じる余地が残されていて、自然の不都合と向き合って暮らす人々がいる。そしてそこに暮らす人々のもつ心根の温かみ?奥深さにもスポットライトが向けられています。それはスタジオジブリの作品のように、読む人の心をあたたかくさせるのです。縁側に寝そべってうたたねをした少年時代の心地よさを思い出しました。今を生きる子ども達はそんな思い出を作ることが難しいのかもしれません。
古くなった住宅の良さについて考えさせられる機会となりました。庭に開けた縁側付の家って良いですね。
■■■ 木の家のぬくもり 明日が楽しみになる住まい ■■■

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確かに今の子達は週休二日なのに「うたた寝」する時間が無いかもしれませんね。