高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②
2012年 03月 03日
先日に続き、高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②です。
『季節間変動のあきらかな死因』リンク先で岩前教授のデータを見る事が出来ます。
また外気温と死亡率の変化についてもデータを示されていました。
1900年頃には低温時と高温時に死亡率が高まる傾向があり高温時>低温時でした。1920年頃に両者の死亡率が同じ程度になり、1950年頃には逆転し低温度>高温度となりました。かつて高かった高温時の死亡率が下がったのには冷蔵庫の普及(食中毒等の減少)や上下水道の普及による衛生状態の保持、調理器具の発達による栄養摂取面での改善等々があげられました。つまるところ外気温の低い冬の死亡率が高まってきた過去があるということです。
温熱環境と健康の間に因果関係があるのかもと思いつつ (つづく)
高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義 前回の投稿はこちら
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