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快適に暮らせる「木の家」をお施主様と二人三脚でつくり上げる工務店 株式会社奥山建設 代表小林大介と妻むらおかみほ夫婦です。 埼玉県在住。


by fp-okuyama
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高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②

高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②_d0080906_19353940.jpg
こんにちは、小林です。今日は展示場デイ、今朝の1階床温度は17.5~20.0℃でした。



先日に続き、高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②です。
『季節間変動のあきらかな死因』リンク先で岩前教授のデータを見る事が出来ます。

高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②_d0080906_19411730.jpg
グラフは冬場に死亡率が高まり夏場に下がる事を示しています。循環器系、呼吸器系、精神・行動、血管系・免疫機構、内分泌・代謝等が死因となる場合には季節性があるそうで、冬に比率が高まり、夏に下がる傾向が見られる。また、事故死においても同様の傾向があるようです。



また外気温と死亡率の変化についてもデータを示されていました。
1900年頃には低温時と高温時に死亡率が高まる傾向があり高温時>低温時でした。1920年頃に両者の死亡率が同じ程度になり、1950年頃には逆転し低温度>高温度となりました。かつて高かった高温時の死亡率が下がったのには冷蔵庫の普及(食中毒等の減少)や上下水道の普及による衛生状態の保持、調理器具の発達による栄養摂取面での改善等々があげられました。つまるところ外気温の低い冬の死亡率が高まってきた過去があるということです。
高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義②_d0080906_203311.jpg

温熱環境と健康の間に因果関係があるのかもと思いつつ     (つづく)


高断熱住宅と健康~めざせPPKモデル~ 岩前篤教授の講義 前回の投稿はこちら


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by fp-okuyama | 2012-03-03 19:59 | ecoなはなし | Comments(0)