光熱費削減のヒントを探す①
2012年 04月 01日
今日はお休み頂き、実家のある吉見町を散歩してきました。
風は少し冷たかったですが、天気が良く、菜の花がいい感じでした。
昨日に続き温熱環境設計(光熱費削減のヒント)について豆知識。
夏の冷房エネルギーと冬の暖房エネルギー、
どちらが大きいか考えて見ましょう。
気象庁のホームページ気象統計情報をチェックしてみることにします。
例)2011埼玉県さいたま市の記録より各月の平均気温をチェックします。
・暖房する月として下記を参照
1月3.1℃
2月5.5℃
3月6.9℃
・冷房する月として下記を参照
7月27.2℃
8月26.8℃
9月24.4℃
次に1~3月までの快適な室内温度を考えてみて下さい。
仮に21℃に設定します。
平均外気温との差17.9~14.1℃を暖房設備でまかなう必要があると判ります。
続いて7~9月までの快適な室内温度を考えてみて下さい。
仮に25℃に設定します。
平均外気温との差2.2~-0.6℃を冷房設備でまかなう必要があると判ります。
ここから、冬場の冷房負荷が大きい事がお判り頂けるかと思います。
冷房の方が暖房より負荷が大きいと思われがちですが、実際には逆で暖房負荷が大きくなります。
次回は、冬場の暖房負荷(光熱費)を小さくするにはどうしたら良いか考えてみましょう。(つづく)
■■■ 木の家のぬくもり 明日が楽しみになる住まい ■■■
人気blogランキングをクリック☆