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快適に暮らせる「木の家」をお施主様と二人三脚でつくり上げる工務店 株式会社奥山建設 代表小林大介と妻むらおかみほ夫婦です。 埼玉県在住。


by fp-okuyama
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光熱費削減のヒントを探す①

光熱費削減のヒントを探す①_d0080906_21173422.jpg
こんにちは、小林です。
今日はお休み頂き、実家のある吉見町を散歩してきました。
風は少し冷たかったですが、天気が良く、菜の花がいい感じでした。

昨日に続き温熱環境設計(光熱費削減のヒント)について豆知識。

夏の冷房エネルギーと冬の暖房エネルギー、
どちらが大きいか考えて見ましょう。

気象庁のホームページ気象統計情報をチェックしてみることにします。
例)2011埼玉県さいたま市の記録より各月の平均気温をチェックします。
・暖房する月として下記を参照
 1月3.1℃
 2月5.5℃
 3月6.9℃
・冷房する月として下記を参照
 7月27.2℃
 8月26.8℃
 9月24.4℃
次に1~3月までの快適な室内温度を考えてみて下さい。
仮に21℃に設定します。
平均外気温との差17.9~14.1℃を暖房設備でまかなう必要があると判ります。

続いて7~9月までの快適な室内温度を考えてみて下さい。
仮に25℃に設定します。
平均外気温との差2.2~-0.6℃を冷房設備でまかなう必要があると判ります。

ここから、冬場の冷房負荷が大きい事がお判り頂けるかと思います。
冷房の方が暖房より負荷が大きいと思われがちですが、実際には逆で暖房負荷が大きくなります。

次回は、冬場の暖房負荷(光熱費)を小さくするにはどうしたら良いか考えてみましょう。(つづく)

■■■ 木の家のぬくもり 明日が楽しみになる住まい ■■■

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by fp-okuyama | 2012-04-01 21:54 | ecoなはなし | Comments(0)