断熱耐震改修:吉見の家 | 断熱補強③
2013年 04月 15日
こんにちは、小林です。
壁や天井は現場発泡ウレタンにて断熱施工を行いました。モコモコと膨らむ断熱材は小さな隙間に入り込み気密性能も高めてくれます。板状の断熱材と比べ施工性にメリットがあり価格も抑えられます。デメリットとしては、水を吸いやすい点と臭いが強い事が挙げられます。先行して配線や配管を施工する必要があること、断熱材の吹付けは1回にまとめる等現場の段取りはやや難しいです。
水を吸いやすい=湿気が苦手。
と考えるとベタ基礎ではなく床下の土が露出してる布基礎の実家では、床面への採用は少しリスクがあると判断しスタイロフォームEXを採用しました。布基礎の床下は湿気が土から上がってきます、通気が取れていない家ではジメジメとかび臭い事もあります。湿気を断熱材が万が一吸ってしまうと、接している木部の腐食を増進するかもしれません。先行配線や配管、断熱吹付施工を考えても先に床断熱を済ませ合板下地を作ってしまったほうが作業し易いのは明らかです。この様な理由で、今回の断熱改修では床に発泡ウレタンは採用しませんでした。耐久性を大切にするのであれば、現場発泡ウレタンを採用する場合は何らかの対策が必要ですね。
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