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快適に暮らせる「木の家」をお施主様と二人三脚でつくり上げる工務店 株式会社奥山建設 代表小林大介と妻むらおかみほ夫婦です。 埼玉県在住。


by fp-okuyama
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住宅の地盤調査チェックポイント③ | スウェーデン式サウンディング試験

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こんにちは、小林です。

土質をどうやって判断しているのか??
スーパー調査士のTさんに質問してみました。

ポイント1:耳を澄ます。
砂質土の場合はシャリシャリと土を削る音が聞こえます。砂の粒が大きくなるとシャリシャリからジャリジャリへ音が変化します。粘性土の場合はシャリシャリ音がありません。

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こうすると、小さな音もよく聞こえます。

ポイント2:においを探る。
腐植土とは、腐った植物が堆積した物です。ふかふかとやわらかく、住宅の地盤としては好ましくありません。水分を多く含むだけでなく、強い酸性を帯びる事があるそうです。地盤改良をするうえで、酸性地盤には要注意。柱状改良や表層改良で使用されるセメント系固化材はアルカリ性です。腐植土の酸性に中和されてしまうと、固化材の働きが弱まる可能性があります。腐植土は独特のにおいがあるそうです。ロットの先に付着した土のにおいを嗅いで確認します。
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ポイント3:データを探る。
より正確に土質構成を調べる方法があります。ボーリング調査といい、土質サンプルを採取し分析する方法です。費用はスウェーデン式サウンディング試験の10倍~と非常に高価な為、よほどの理由がないと採用できません。そこで、計画地近隣のボーリング調査データを参照することにします。

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※青が粘土、黄色が砂を示します。
地層は長い時間を掛けて自然と作り出されたものです。雨が降り、土や植物の死骸が高いところから低いところへ流され堆積したり。火山が噴火し灰が堆積したり。川の流れによて岩が削られ下流へと運ばれる・・・。などなどです。人工的に掘ったり、埋めたりしていなければ近隣の調査結果と似たような土質構成だろうと予想がたれられるのです。

土質の分析について、調査士の知恵を教えて頂きました。次回は液状化に対するチェックポイントです。(つづく)

住宅の地盤調査チェックポイント①はこちら
住宅の地盤調査チェックポイント②はこちら
住宅の地盤調査チェックポイント④はこちら
住宅の地盤調査チェックポイント⑤はこちら
by fp-okuyama | 2013-09-22 22:28 | Comments(0)