こんにちは、
小林です。
住宅の基礎の計画について。
木造住宅は木で出来ていますが、基礎はRC造です。
鉄筋コンクリート造に関する構造検討は木造の考え方と違うのでなんとなく苦手です。
その原因は、身近に相談できる相手がいない事だと思います。
木の構造については、先輩社員や大工さんに相談すると経験則からこーだあーだとアドバイスを貰える事が多いのですが、
コンクリート構造の話になるとゴニョゴニョっとなるケースが多いです。
大きくは木造と同じように、曲げやせん断に対する耐力検討を行います。
鉄筋コンクリートの鉄筋部分がそういった力に耐えらえるのか、
コンクリートの部分が圧縮される力に耐えらえるのか検討を行い基礎の形状や基礎梁の配置を決めます。
一般的に構造計算をすると、こんなに鉄筋必要なのってくらいの補強筋が求められるイメージがあります。
鉄筋も多ければ安心という訳では無いと思います。基礎施工時に鉄筋の周りにコンクリートが充填されることで予定している鉄筋コンクリートの強度が発現するのですが、鉄筋量が多く密になればなるほどコンクリートの入り込む余地がなくなっていきます。ここは施工性も加味しつつ、安全性の高い基礎配筋計画が望まれるところです。
ホームズ君に加わった、拡張連続張り方式という基礎の検討方法は解決の糸口となりそうです。
写真は基礎梁の設計のレクチャーの様子です。
大変参考になりました。
株式会社奥山建設
高坂の家完成見学会告知をホームページに掲載しました。
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