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快適に暮らせる「木の家」をお施主様と二人三脚でつくり上げる工務店 株式会社奥山建設 代表小林大介と妻むらおかみほ夫婦です。 埼玉県在住。


by fp-okuyama
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人通口をどこに設けるか。基礎計画の話

こんにちは、
小林です。

木造住宅の基礎計画の話です。

人通口とは、
基礎の立ち上がり部分に人が通る為の開口を設けた部分の事を指します。
床下の設備配管施工や完成後の点検時に床下に潜れるようにところどころ基礎に開口を設ける必要があります。
ですので、点検のしやすさや配管のしやすさを考えて置く事も大切です。

一方で、
基礎強度を考えると人通口は邪魔者と言えます。
基礎が曲がる力に耐える時に、基礎上下付近にある主筋と呼ばれる鉄筋が大切な役割を担います。
人通口部では、この主筋が切れてしまいます。
主筋が切れる事で力が上手く伝達できない状態を補う為に、補強筋と呼ばれる鉄筋を設けます。
これは、応力の発生状況で必要量が異なります。

山辺先生の教えでは、
応力の小さな部分を見つけそこに人通口を設けるべしです。
10数年前にご来社頂き講義をしてもらったときにも聞いているのですが、ホームズ君のお陰でやっと腑に落ちた感じです。

人通口をどこに設けるか。基礎計画の話_d0080906_19312719.jpg
構造3Dビューア。
曲げやせん断応力が分かり易く表示されます。

基礎梁のどの部分に大きな応力が作用しているか確認できます。
これを見ながら、人通口の配置を決めると補強筋も小さなもので済むので施工性も良く◎

青ラインは標準基礎でOK
赤ラインは補強筋必要カ所。
なるほど、なるほど。

微調整を行い、基礎の方針図を仮決定です。




179.png 株式会社奥山建設 179.png

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by fp-okuyama | 2020-12-16 19:31 | Comments(0)