FP通信より 【=妥協しないで追求したい= 雨に濡らさない上棟】
2006年 03月 06日

まだまだ寒い日もありますが、雨が降るたびに少しずつ暖かさを感じる季節になりました。 日本の春を三寒四温と表現した昔の人々の知恵はたいしたものだなぁ~とあらためて感心しています。
先日、近くで上棟した現場に行く途中、雨に濡れている上棟中の他社の現場をみかけました。乾燥材や集成材や合板等を水に濡らすことが良くないのは、専門家でなくてもわかると思います。
『造っている家が泣いている』降っている雨に消され見えないかもしれませんが、お客様の夢や願いという心の目でみれば、わかります。「どうして皆さんに伝わらないのだろうか」と本当に悲しくなりました。
雨に濡らさない上棟が1日も早く常識になってほしいと思います。
◆◆凡亊徹底◆◆
弊社では、1997年に雨に濡らさない上棟を重点目標に掲げました。
1998年以降に完成した建物では目標が100%達成されています。
なお、外部仕事なので、予想を超えたにわか雨の場合、すぐにブルーシートで覆いますが、一滴も濡れないということではありません。降水確率0%の夜もブルーシート養生を行うなど、濡らさないためにどこまで努力するかが大切だと思います。
写真:ヘイシンを掲げて、お施主様ご家族と記念撮影。
上棟祭でのスナップ。大工さんと顔合わせのセレモニーです。