大きな収穫
2006年 11月 28日
11月27日、北陸テクノの大倉氏によるピン金物工法の研修会に行ってきました。
(ピン金物工法については、販売元のグランドワークスのホームページに情報があります。)
会場は有楽町にある東京国際フォーラム。


少しコンパクトになり、運搬が楽になった新しいピン金物工法の説明や、門型ラーメン構法によるフレームシステムの説明を受ける。
現在、ピン金物工法は、5年間で8倍以上、軸組み木造金物の20%を越えているらしい。
10年以内に、80%程度までこのような工法になるだろうと大倉氏は話された。
弊社で使っている無垢のヒノキの柱と米松の梁によるピン金物工法は、実験データをふまえて構造計算をし、安心できる構造体としてお客様に提供している。
これも3年前、『成長する家』をつくるときに、大倉氏に応援いただき各種の実験データを取っていただいたお陰だと感謝している。
門型ラーメン構法は、駐車場等の筋交いが取れない場所で有効であるとのこと。細部の施工方法等の話を具体的にされた。しっかりとした構造計算に基づけば、ピン金物工法との併用構造が可能だと感じた。
技術的な面で、大きな収穫だった。
帰り道、東京フォーラムのエレベータをおりホールにつくと夜になっていた。
暗い中での大ホールはとても幻想的で、数十メーター上を見上げ、「すごい!」と思った。
カメラを手すりに固定してぶれないように数枚の写真を撮ってみた。
写真から、大きさを感じていただけますか。
